31 August 2016

umi no awa no dress

uminoawanodress

2013
海の泡のドレス
ウェディング展にてゲストドレスとして出展

dress story
小さな漁村には、ドレスを売っているような店もなく、東京で暮らす友人の結婚パーティにお呼ばれされた女性は、慌てて 半島で一件だけの仕立て屋に「海の泡を纏ったようなドレスを作ってね。」と依頼しました。

花嫁にとって、小さな頃から慣れ親しんだ田舎の海を 一緒にお祝いとして届けたいと思ったのです。  

そんなエピソードを知った仕立屋は 魚取りの網をドレスの形にして 海の泡に見立てた丸く切った布を一針ずつ一生懸命縫い止めました。

花嫁と友人の幸せを願って。  

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31 August 2016

kureyuku sora to umi

umisora
2013
暮れゆく空と海のドレス

定番のボリュームスリーブドレスに
半島から見える海と空の色を落とし込んだひとつ。

フロントの色は、まだ、碧い海が残るハギレワーク
上半身に向かって海の色は暮れゆく空の濃紺に
バックには、もう碧がなく、漆黒の海の色へなりゆく
DSC_0160
素材には カシミヤウールを使も使っています。

(アートピースとしてご覧頂けますが
オーダーの承りは いたしておりません)

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14 May 2016

ファミリー

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2013年の日記を見返したら
ウチに来たばかりの猫ハルの
記録ノートの様なものだった。

一年間続いたハル観察日記は
「二階に上がって、いつも通り過ごしている。
窓辺でコックリ、居眠り」
と締めくくられていた。

何かを確信したのか
ここで 心配記録は終わり。

2012年10月1日沖縄生まれ
悲しいんでいる人に寄りそうクセあり
小さな猫ともいえない不思議な生き物

家族になってくれてありがとさん。

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29 March 2016


土に埋もれてしまったものを掘り出す。

スコップを土にさして、カンカンと音がすれば石。
石は階段として ここにあったもの。
上と下を繋ぐ小径として存在したもの。

IMG_0954発掘作業が続く続く

土を掘りながら 自分の心を掘りだしている
心に まだ眠っているもの
埋もれてしまったもの

土を掘りながら、一緒に掘り出しているようで
あぁ、健やかなりこのひととき

自分でやらにゃ わからんよ
想像も広がらんよ

重い荷を持って、上がったり下がったりする人
ほっとけなくなって一緒に上がったり下がったり
溶け合う

紙とペンを置いてみたら
見えるものがあるんだね

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28 February 2016

ニュースレターのつぶやき

letter

 

まだ、フェイスブックもツイッターもない頃
今みたいに、情報がどんどんやってくる時代でもなかった頃

たった10年くらいのことだけれど
ブックマークをして、
ふと、夜寝る前に
好きなブログを読んでいた日々が
懐かしいなぁ。あの頃よかったな。
と思うのです。

そんなこんなで、
2000年からスタートしていた
ニュースレターが400号を迎え
同じ写真を2枚載せてしまう大失態をしながら
少し感慨深い気持ちです。

記念にニュースレターに載せた
小さなつぶやきをこちらにも。


新しい年が明けてから
瞬きしたら もう3月がそこまで。
そのくらい、時間においてけぼりをくって、
走って追いかけています。
2月って、そんな季節でしょうか?
皆さまいかがですか?

毎日眺める海と空は
とても雄々しくて眩しいほどと思えば
白く霞んで空も海も全部が真っ白で
せつない気持ちになったり
なんだかセンチメンタルな冬の日々です。

91歳になる大家さんが腰を痛めて
すっかりこもっていたこの冬。
元気な声で
「このまま寝たきりになるかと思っちゃったよぉ」と
つい先日、笑いながら玄関先で話してくれた後、
元気に庭いじりを始めました。
あぁ よかった。よかった..。

人の力はすごいな。と思います。
すごいと思っていきましょう。
思うことが一番。

ニュースレター、お読み下さりありがとうございます。

これからも よろしくお願いいたします。

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4 January 2016

2016

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2016年の幕開け
それぞれに、それぞれの
新年をお迎えになられたことと思います。

笑っていますかー!!??

私達は、土の下に埋もれていた
石の階段を掘り起こしました。

今年は息づいていた日々を発掘します。

止まっていた時計のネジを巻いて
カチコチと正確なリズムを刻むよう
イッチニッ イッチニッと まずは自分たちが歩かねば。

皆さんに喜んで頂きたいな。
そんな一心です。

どうぞ、本年もよろしくお願いいたします。

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31 December 2015

続くよどこまでも

art by odo kumiko hamada

art by odo kumiko hamada

子供の頃
新しい年が来ると
それまでのことがリセットされて
ゼロからスタートするのだと
清々しい気持ちで思っていた。

大人になった今
新しい年は
それまで生きてきた日々の上に
また新たな年輪を刻んでいくんだなと
感慨を持つようになった。

新しい年も また
笑顔を満開に
一緒に空を仰いでいけたら嬉しいです。

2015年支えて下さり
本当にありがとうございました

スクランプシャスの服を着て下さった皆さま
お針子として時間を歩み始めてくれた仲間たち

心からの優しさを下さった皆さま
静かに助けて下さった方

たくさんのお顔が浮かぶことに
感謝をしながら

2015年最後の日に感謝を込めて
中山靖・則美

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24 December 2015

さぁ我ら知恵をしぼるのだ

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NYの旅にて 惚れ惚れなタイルの壁

 

創意工夫
知恵を絞って生まれたものは味わい深い。

きっとそうだと思いたいのは
もしかしたら いつもスッカラカンで
生きている我らだから?

スッカラカンが
恨めしいような気持ちにもなる時もある..。

いやいや、振り返って考えてごらんよ。
瞼を閉じて浮かぶのは、
床にはいつくばり
雑巾で絵を描く様にペンキを塗った
あの時のこと。
いつまでも愛おしかった
ニュアンスのある床のこと。

そうでしょう?

もう一人の自分が晴れやかに言う。

手を真っ赤にしながら
ピータイルを必死にヘラで剥がした。
埋もれていたのは
この場所で営なまれてきた色の重なりだった。

剥き出たコンクリの床をブラウンやブラック
さらにはオフホワイトのペンキを混ぜながら
マーブリング職人さながら雑巾に移し
濃淡つけながら描いたこと。

もう10年も前だ。
スケルトンの店内にシンと緩やかに流れた
アートな時間は細胞が覚えている。

鎌倉のお店は、人知れず、
私達二人、床が一番好きだったかもしれない。

スッカラカンな我らでも できること
命を吹きこむようなこと
やっぱり それが自分たちらしさなのかい?

そんなことを確信しつつあるクリスマスの朝。

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