こんにちは。ありがとう。

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ある日、スコットランドからのお客様。
ペコリと頭を下げて「こにちわー」と
いらっしゃった。
ご一緒の女性は、イギリスで
ヴィンテージショップを営んでいらっしゃるそうで
なんだか とても楽しそうなお二人。
お店をしていて こんな出逢いは宝物。

home

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さて
うちに帰ろう。

海と富士山と笑顔。

おまえ編むならわしゃクック

と言ったわけではないのですが、
北海道の父さんは、お料理好き。
里帰りをすると、もれなく父さんの手料理がついてきます。

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到着した日の夜はだしの効いた鍋。
夜寝る前に仕込んでくれた、全粒粉のパン。
翌朝は、早起きしてパン焼き。
さくさく、ふわっとしていくつでも食べられちゃうのだ。

ちなみに、父さんは仕事に行くときは自作のお弁当持参。
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おいしそう。
 

kazokuとkaigoのこと

少しずつ涼しい日が増えて、
お店ではそろそろ北海道の母が編みためた靴下を並べようと
準備中です。

靴下が届く時は、時にはこんな風に
色々な”ふるさと”なものたちが、
ポストイットに貼られた、母のメッセージ付きで届きます。

Kazoku

「お父さんがヨナヨナテープにとってます。メールしてあげてね。」
(父が私達のためにBSでやっているファッション通信などを録画して送ってくれるのです)
とか、
介護で忙しい私達に
「ファイト 人生には色々なことがあって、
今がんばれば、 あの時はずいぶん頑張ったと思えるから」
と励ましてくれます。

日々追われて、少しささくれてるなー。と思う時
ひとつひとつのメッセージが、特効薬みたいにジワジワ効いて
助けられています。

一方、介護される側の母さんも
とにかく自分にできることを何か・・と考えてくれていて。
今は、何より、私達の手を休めさせてあげること と
デイサービスやショートステイに体の自由がきかないながらも
楽しんで行ってくれるように。

ありがとうー。 二人の母さん。
この世に送り出してくれて、色々経験できています。
感謝。感謝。

分相応

この看板は、鎌倉に移った時に古家につけた看板。
確かニューヨークの蚤の市で、パン屋の木箱の端切れを
5ドル位で買ってきたものでしたが、
それにメタルのアルファベットを貼り付けただけのものです。

由比ヶ浜にお店を出した時、
立派な看板を作る予算がなく(トホホ)、とりあえずこの看板をつけたのでした。

3年が過ぎて、グリーンが鬱そうとして看板を包んだら、
何となく昔からそこにあるように、
それなりに馴染んできたような・・。ちょっと嬉しい。

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相変わらず、二人だけの小さなお店で、
なんとか成り立っているようなスクランプシャス。
それでも、小さいからこそ生み出せるモノを
丁寧に作っていける喜びは、とても大きな幸せです。

この看板は、表札のようなもので、
きっとこれからもずっと一緒にいるのだろうなぁ。

もう愛着がわいてしまって手放せないし、
自分たちにお似合いですものねぇ。

それにしても、モッサリですな。
少し梳いてあげなくちゃいけませんね。